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ウチダザリガニ、おいしく“駆除” 特定外来生物が阿寒湖名物に 塩ゆで、天丼…外国人観光客らに人気

 【阿寒湖温泉】釧路市阿寒町の阿寒湖で、ウチダザリガニの今季の漁が本格化している。水の澄んだ阿寒湖で育つウチダザリガニは近年、「臭みがなくておいしい」と口コミで評判が広がり、外国人観光客にも人気。ウチダザリガニは国の特定外来生物に指定されており、食材としての活用が駆除にも一役買っている形だ。

 阿寒湖のウチダザリガニ漁は約25年前から始まった。今季の漁は1日に解禁。湖の東側に餌のウグイを入れたかご約50個を仕掛け、ロープをたぐって体長約10センチのウチダザリガニを次々と水揚げする。現在は阿寒湖漁協の漁業者2人が隔日で出漁していて、水温の高い7、8月は毎日出漁する。漁は11月末まで。

 阿寒湖漁協の漁業者が湖畔で営む食堂「海兵」は、真っ赤なウチダザリガニの塩ゆで(10匹、千円)や、むき身を揚げた天丼(1200円)などを販売している。近年では、ウチダザリガニを目当てに食堂を訪れる外国人観光客も多いという。

 漁協直売所でも、ゆでたザリガニ(1キロ、1836円~)や、缶入りの「レイクロブスタースープ」(540円)を販売。漁協によると、ゆでたものはこれまでに東京、大阪といった大都市を含めたレストランやホテルなど300件から注文があったという。中井祐一販売加工課長(60)は「ゆでたものは国内の業者だけでなく、外国の個人客もインターネットを通じて購入し、人気は確実に広がっている」と手応えを話す。

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