北海道で働こう応援会議

2 北海道好き学生が陥る傾向と対策 石渡嶺司

 北海道で道内就職を目指す学生は当然ながら、その大半が北海道のことが好きです。それもあってか、エントリーシート・履歴書では「北海道が好きです」と書きます。金融機関だと「北海道の経済を支えたい」、流通・小売だと「北海道を活性化させたい」などなど。

 ところが、この「北海道が好き」というだけでは、エントリーシート段階で相当数落ちてしまいます。仮に残ったとしても、面接で「北海道が好きって、みんな話すんだよねえ」と言われてしまいます。

 道内企業からすれば、北海道が好き、というのは大前提です。好きなのは分かった、もっと他にないのか、というのが企業側の本音です。こうした本音は時に面接に表れます。ある道内の流通大手企業での様子を再現してみました。

 学生「私が御社を志望したのは、北海道を元気にしたいからです。特に、管理栄養士課程にいましたので、食を軸に盛り上げたいと考えています」
面接担当「うーん、みんな、北海道を元気にしたいとか、好きとか、言うんだよねえ。『食』って具体的にはどういうこと?」
学生「そ、それは北海道の食材をふんだんに使ったものを展開して…」
面接担当「たとえば?」
学生「ラ、ラーメンとか」
面接担当「(苦笑)」

 これとほぼ同じ光景は、流通であれ小売であれ金融機関であれ、毎年のように起こりえます。

 学生が北海道を好きなのは良いことです。道内企業はどこも北海道をより良くしようと考えています。では、何が問題か、と言えば、パターンにはまりすぎていることです。学生一人ひとりは自分なりにまとめた、と考えていても、企業からすれば、ほぼ全員が同じことを言っているわけです。ではどうすればいいか、と言えば「北海道が好き」以外のネタでまとめるか、それともさらに深めるか、どちらか。

 この3月、北洋銀行を志望する学生に質問を受けました。
石渡「北洋銀行の新頭取に安田光春常務が今春、就任する、という話知っていた?」
学生「いえ」
石渡「安田新頭取は石屋製菓に出向していたこともあり、不祥事で揺れていた同社再生の道筋をつけたんだよ」
学生「へー、すごいですね」
石渡「安田新頭取は、地元企業向けのファンド設立の検討など、地域の産業創出につながる取り組みに意欲を示している。それから、石井前頭取も6年間の頭取在任中、09年に注入された1千億円の公的資金を当初の計画より早く14年に完済したほか、『イノベーションファンド』を立ち上げるなど、新興企業の育成にも積極的に取り組んできたんだ。そのあたりを盛り込んでまとめていけば単なる『北海道が好き』とはちょっと違う志望動機になるんじゃないかな」

 大学図書館やキャリアセンター・就職課に置いてあるパソコンに日経テレコンという検索システムが入っています。これで北海道新聞や全国紙などの記事を検索できます。志望企業名・業界名などを検索すると該当記事が大量に検索できます。気になる記事を読むと「北海道が好き」をさらに深めることができるのではないでしょうか。

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