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<レバンガ7季目の明暗>下 債務解消 観客増 収入面でめど

 地鳴りのような歓声に相手チームの監督が「こんな雰囲気でやれることは幸せ」とうなった。6日、札幌市の北海きたえーるで行われたレバンガ対新潟戦。今季のBリーグ最多入場者となる6299人を記録した。

 レバンガの観客動員数は今季大きく伸びた。1試合平均3743人でB1全18チーム中の2位。7位だった昨季(2796人)の約1・3倍に増えた。

 チームにとって今季最大の懸案は、来季のB1参入条件となる約2億1千万円の債務超過解消。観客数を増やすことは最優先課題だった。チームは道民がレバンガの名前に接する機会を増やすべく、地道な集客活動を進めた。

 今季初めて札幌市教委と連携し、同市内の全小学校にホーム戦ごとにPRチラシを配布。チラシの総数は100万枚近くに上った。果たして、試合会場では家族連れの来場者が目立つようになり、運営会社の横田陽最高経営責任者(CEO)は「将来のお客さまとして見込める小学生と、保護者の両者にアプローチできた効果は大きい」と話す。

 昨年11月のSR渋谷戦では「ギャル」を自称する来場者先着100人を対象に、自由席チケットを109円で販売する企画チケット「ギャル割」を実施。今年1月の川崎戦はプロ野球北海道日本ハムとタッグを組んだ。いずれの試合も、それまでバスケットに触れる機会の少なかった観客を呼び込み、ファン拡大に貢献したことは間違いなさそうだ。

 入場料やスポンサー収入が増え、今季の純利益は昨季を700万円上回り目標の4千万円を確保できる見通し。メインスポンサーが自身の債務を株式に振り替える措置と合わせ、債務解消のめどが立った。

 しかし「ここからがスタート」と横田CEO。チームはファンサービスの充実に加え、チーム専用の練習場所有へ向け調査を進める。また、今季は前半戦を16勝12敗と勝ち越したことがスポンサー獲得への追い風となったように、戦力の充実が不可欠なのは言うまでもない。足腰の強い経営とチーム作りをどう進めていくか。来季はチームの本気度が問われる。

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