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ホルスタインの雄子牛高騰 道内牛肉の8割 産み分け普及、生産者直撃

 道内で生産する牛肉の8割を占める雄のホルスタイン種の子牛価格が高騰している。道によると、生後10日前後の初生(しょせい)牛の価格は5年前の3倍。授精技術の発達で、子牛を供給する酪農家が、高く売れる和牛や交雑種を人工授精などで母牛に産ませるケースが増えたほか、乳牛も雌を選んで産ませることで、雄の子牛の数が減少したとみられる。肉牛農家からは悲鳴が上がり、道産牛肉の生産が将来先細る懸念が広がっている。

 2700頭のホルスタイン種を育てる十勝管内芽室町のオークリーフ牧場。子牛1頭当たりの調達費用が4年前に比べて3倍以上に増えた一方、出荷するブランド牛「未来めむろうし」の値上がり幅は1割以下にとどまり、赤字が続く。同牧場の柏葉晴良社長(61)は「子牛の価格が全く下がらない。経営は本当に厳しい」と頭を抱える。

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