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19年春採用「増やす」4割 道内主要企業、今春並み高水準

 北海道新聞は2日、道内主要企業97社を対象にした2019年春の採用計画に関するアンケートの結果をまとめた。18年春より採用を増やすと答えた企業は全体の41%に当たる40社と、前年同時期の調査(42%)に続き高水準となった。慢性的な人手不足や景況感の回復を受け、流通・卸や運輸・観光などを中心に幅広い業種で採用意欲が高まっている。

 アンケートは4月上旬から下旬にかけて行った。採用方針で「増やす」と答えた企業のうち、ツルハホールディングスの採用数は18年春(830人)より270人多い1100人と最も多かった。次いでアインホールディングスが229人多い660人の大量採用を計画。「なの花薬局」を運営するメディカルシステムネットワークも44人増の150人と、ドラッグストアや調剤薬局が事業拡大を見据え、前年春に続き積極的な採用姿勢を示す。

 運輸・観光では、全9社のうち5社が「増やす」と回答。外国人観光客の増加などを背景に、カラカミ観光が18年春より31人多い64人、鶴雅グループが10人多い50人を採用する予定。JR北海道も18年春の245人から270人に増やす計画だ。

 「18年春並み」と答えたのは26%(26社)。道内建設業最大手の岩田地崎建設は、公共事業の増加など旺盛な建設需要を背景に、40人が入社した18年春と同水準を採用する構え。

 一方、「減らす」と答えた企業は14%に当たる14社だった。北海道電力は泊原発(後志管内泊村)再稼働の遅れによる業績悪化や新電力への顧客流出を背景に、18年春より71人減の100人とする予定。帯広信金は定年退職者の減少などを踏まえ、採用を抑えることとした。(宇野一征)

■道内主要企業19年春採用計画アンケート

■新卒採用に関する道内主要企業の意見・対応一覧(PDF)

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