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地震に強い家造りで注目 地盤調査に新手法 微動探査 防災科学技術研究所など考案 微弱な揺れで強度判断

 地震に対する住まいの備えとして、建物の耐震化に加え、土地の地盤調査が注目されつつある。地盤の特性を調べて「揺れやすさ」を把握すれば、効果的な耐震化が図れる。地面を掘る従来の調査は手間や費用がかさんだが、精密な地震計で微弱な揺れを測り、揺れやすさを判定する新手法が登場。専門家は「建物の強度だけでなく、地盤を知れば地震に強い家造りにつながる」と指摘する。

■手間、費用少なく

 新手法は防災科学技術研究所(茨城県)などが2017年に考案した「微動探査」だ。地震計を15分間、地面に置き、体には感じない地震や車両の通行などによる微弱な揺れを計測。結果を解析することで、地震の主要動(S波)がどれくらい増えるかを示す「増幅倍率」を算出し、揺れにくい(地盤が固い)順にA~Eの5段階で判定する。D、Eなら、建物の補強による耐震化か、震動を吸収する制震装置の導入などが望ましいとされる。

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