PR
PR

サケ白子かまぼこに活用 釧路水試が技術確立 特産化に期待

 道立総合研究機構釧路水試(釧路水試)は、秋サケの白子(精巣)をかまぼこの原料として利用する技術を確立した。白子はこれまでは、ほとんどが廃棄されており、秋サケの不漁もあって有効活用策が求められていた。

 捨てるところがないと言われるサケだが、釧路水試によると、白子は低脂肪・高タンパクであるものの、太い血管が通るために生臭く、健康食品の原料などを除いては大半が捨てられている。全道では推定で年約3千トンが廃棄されているという。

 釧路水試は2011年度、有効活用策の研究に着手。スケソウダラの白子からかまぼこを作れることをヒントに、船上で血抜きした「活締め」の生臭くないサケの白子を原料に、安定した品質のかまぼこを製造する技術を14年度から3年かけて確立した。

 すり身を90度の湯で30分ゆでるだけの通常の製法では、漁獲時期によっては弾力がなく亀裂が入ってしまうが、事前に20~30度の低温で数時間ゆでておくことで、これを解決した。現在、同水試は根室管内標津町の水産加工会社と、商品化に向けた協議を進めている。

残り:268文字/全文:721文字
全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
どうしん電子版のご案内
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
新聞配達スタッフ募集
ページの先頭へ戻る