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イラク日報に「戦闘拡大」 防衛省、435日分1・5万ページ公表

 防衛省は16日、2004~06年にイラクに派遣された陸上自衛隊部隊について、存在しないとしてきた日報を初めて公表した。陸自の活動は「非戦闘地域」に限定されていたが、派遣された南部サマワの治安情勢を「戦闘が拡大」と分析するなど複数の「戦闘」の記述があった。自衛隊の宿営地と周辺には十数回にわたりロケット弾や迫撃砲などによる攻撃があったことが分かっているが、日報により「戦闘」との表現が確認された。第1陣として道内の部隊が派遣された当初から「ロケット弾攻撃」などの現地情報を脅威と認識していたことも分かった。

 自衛隊にとって初となる「戦地」派遣とされた活動の記録が明らかになり、海外での武力行使を禁じた憲法9条との整合性を巡り、当時の小泉政権の判断が妥当だったのかを問う声が強まりそうだ。

 小野寺五典防衛相は記者団に「戦闘」との記述が「何カ所かあったと確認している」とした上で「(非戦闘地域に限定した)活動だったとの認識は変わらない。現場の部隊の活動が記されており、しっかり保存したい」と話した。

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