PR
PR

道東強い余震に警戒 中標津震度5弱 速報出ず困惑も

 14日午前4時ごろ、根室半島南東沖を震源に発生した地震は、根室管内中標津町で震度5弱を観測するなど道東が強い揺れに見舞われた。札幌管区気象台は同じ根室半島南東沖が震源だった2004年の地震で大きな余震が続いたため、「1週間程度は強い地震が発生する可能性がある」として警戒を呼びかけた。一方、中標津には気象庁の緊急地震速報が出されず、地元に戸惑いが広がった。

 震源の深さは53キロ、規模を示すマグニチュード(M)5・4と推定される。中標津以外では根室市や釧路管内浜中町などで震度4を観測。津波はなく、道警などによるとけが人はなかった。根室半島南東沖を震源とする地震では、04年11月29日と12月6日に道東で最大震度5強を観測したことがある。気象台は今回も強い地震が続く可能性があるとし、崖崩れや落石などへの注意が必要という。

 14日の地震では人的被害は出なかったが、中標津町では商業施設や中標津空港の売店で商品が落ちて破損し、ホテルではエレベーターが緊急停止した。

 気象台によると、緊急地震速報は最大震度5弱の恐れがある場合、震度4以上が想定される地域に発表する。地震の初期微動は大きな揺れより早く伝わるため、初期微動から地震の規模などを推定して速報を出している。今回は震源が比較的浅く、揺れの到達が早かったために精度の高い予測を出す時間がなく、速報は根室市と根室管内別海町だけに出された。

 道内で震度2以上を観測した地域は次の通り。

 ▽震度5弱 中標津

 ▽震度4 標津、羅臼、浜中、別海、根室

 ▽震度3 釧路市、釧路市阿寒町、厚岸、標茶、鶴居、白糠、斜里、清里、大空町東藻琴、弟子屈

 ▽震度2 釧路市音別町、釧路町、網走、美幌、小清水、北見市常呂町、湧別、新得、足寄、清水、幕別、池田、本別、浦幌、大樹

どうしん電子版のご案内
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
新聞配達スタッフ募集
ページの先頭へ戻る