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いさりび鉄道「ながまれ号」足跡、本に フリーライター佐藤さん 支える地元の取り組み紹介

 道南いさりび鉄道(函館、いさ鉄)の観光列車「ながまれ海峡号」の誕生と、運行を支える人たちの姿を描いた「“日本一貧乏な観光列車”が走るまで」がぴあ(東京)から発刊された。低予算の中でも工夫を凝らし、駅のホームでバーベキューを楽しめるなど、日本一のツアー商品に輝くまでの経緯が紹介されている。

 札幌のフリーライター佐藤優子さん(48)が取材、執筆した。「ながまれ海峡号」のツアーは日本旅行(東京)がいさ鉄と協力して2016年5月に始めた。JR北海道から譲り受けた車両9両のうち、2両を改装。車体にイカ釣り漁船のいさり火や星空の絵を描き、テーブルも手作りした。経費には、道の補助金3500万円を充てた。総工費30億円をかけたJR九州のクルーズトレイン「ななつ星in九州」と比べると、予算は100分の1ほどだった。

 そんな中、函館湾沿いを走る車窓の風景に、観光資源としての価値を見いだした。地域住民の協力を得て、途中で停車する駅のホームでカキなど地元の旬の食材をバーベキューとして提供。商店会メンバーが法被姿で出迎え、「ホッキしゅうまい」を売るなどして盛り上げた。

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