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小樽運河沿い、雪解けでごみ出現 ごみ箱なく観光客困惑 家庭から持ち込み警戒も

 小樽運河など雪解けが進む市内の観光スポットで、路上のごみが目立つ。運河散策路にごみ箱はなく、急増する外国人観光客には戸惑いも。道路管理者や商店街は家庭ごみの持ち込み防止や景観、除雪への配慮からごみ箱の設置・増設に慎重だが、市民や専門家からは「デザインなど工夫次第で、観光地ならではのごみ箱は置ける」という指摘がある。市内を歩き、解決策を探った。

 「雪に埋められたごみが出てくる。雪解け時はごみの量が一番多くなる」。始業前に小樽運河周辺のごみを拾っている観光人力車業、「えびす屋小樽店」の堀田直樹店長(42)は顔を曇らす。「ペットボトルや缶はもとより、嘔吐(おうと)物が入った袋まであった」

 小樽の2017年度上期の観光客は約408万人。堺町通り商店街のごみ集積所のごみ量(同年4~11月)は6290キロで、年ごとの増減は観光客数の推移と一致している。市が把握する外国人の宿泊客は、16年度が17万826人で、前年度比33%増。17年度上期も、前年同期比33%増の高い伸びを示している。

景観や除雪配慮

 小樽運河では、小樽建設管理部が管理する散策路や市管轄の中央橋外苑にごみ箱は置かれていない。小樽堺町通り商店街には9カ所あるが、冬季は除雪の支障になるとしてすべて撤去される。

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