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<1>室蘭市立みなと小 白鳥大橋、測量山に見守られ「港」から世界へ

(担当・室蘭報道部 今関茉莉)

<校歌>
作詞 三村美代子
作曲 土田英介

みどりさわやか測量山の
風のささやき 鳥の声
花さきにおい 幸そそぐ
かしこく つよく おおらかに
学ぶわれらの 望みは高い
世界に向けて ひらけゆく
港 ララララ
室蘭みなと小学校

青くあざやか 太平洋の
白鳥大橋 かよう船
共にむすぼう 手と心
かしこく つよく おおらかに
学ぶわれらの 心は広い
世界に向けて ひらけゆく
港 ララララ
室蘭みなと小学校

<校歌・校章エピソード>
 旧常盤小を統合した旧武揚小と旧桜が丘小、旧絵鞆小を統合して2015年に開校した「室蘭市立みなと小」。地域に根付いた学校になってほしいという思いから、地域にゆかりのある人物に依頼、同年の11月の開校記念式典でお披露目した。

<校歌>
 校歌は作詞を当時港の文学館館長だった三村美代子さんに、作曲は旧常盤小出身の作曲家土田英介さんに依頼した。

 三村さんは市内の小中学校の校歌の作詞を担当するのは同校で4校目。校舎を見学し、当時の6年生が持つイメージを聞いて作り上げた。校区内にある測量山、世界につながる太平洋、白鳥大橋など室蘭の象徴や学校教育目標「かしこく つよく おおらかに」を盛り込んだ。

 三村さんは当時を振り返り、「自分で感じたものと子どたちが校歌に込めたい言葉が一致しているものが多かった。曲と合わせる作業が一番神経を使ったが、大切に歌われていてうれしい限り」と話す。

<校章>
 校章は市内在住の彫刻家坂本正太郎さんに依頼。当時の6年生の考えを基に構想した。

 “Muroran Minato”の頭文字Mを波線とし、海や白鳥大橋の形状などに例え、統合された4校を各校に個性があったように形や大きさを変え、種として描いた。世界へ通じる海に種がまかれる様子から、児童の将来への可能性を表している。学校名の表記が英語なのも、広い世界で活躍する願いが込められている。

 基本は白黒だが、想像力豊かに色をつけることも。デザインが児童にも描きやすく、卒業時に6年生が在校生に贈る雑巾に自分で刺しゅうする児童もいるという。

<沿革>
 室蘭市立の旧武揚小、旧絵鞆小、旧桜が丘小の3校が統合され、15年4月に開校した。ただ、11年に旧常盤小が旧武揚小に統合されており、実質4校が統合された。

<校長名>
千葉保校長

<児童数>
約470人

<学校の取り組み>
《1》宮古港の壁画作り(2017年度)
 18年6月に開設される室蘭―宮古のフェリー就航記念事業で、岩手県宮古市内の宮古港に飾られる壁画づくりの作業を当時の4年生80人が行った。

《2》たたら製鉄体験(5年生)
 開校以来、毎年秋に「室蘭・登別たたらの会」のメンバーが同校で講師を務め、児童らと炉を組み、学習する。

《3》認知症サポーター研修(6年生)
 身近となってきた認知症の理解を深めようと16年度から実施。絵鞆町の特別養護老人ホーム「みたらの森」から講師を招き、認知症の人のために何ができるかを学ぶ。

全文:1222文字
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