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石北線運休、雪崩が原因 31日に工事着手、4日の再開目指す
03/31 08:54 更新
【上川】JR北海道は30日、上川管内上川町の石北線で29日夕、線路内に土砂や倒木が流入した影響で、上川―白滝間を終日運休した。JRは30日、専門家を交えて現地調査を行い、原因を融雪に伴う雪崩と特定した。31日から復旧工事に着手し、4月4日からの運行再開を目指す。
JRの調査では、線路脇の斜面が長さ300メートル以上にわたって崩れていた。雪が樹木や土砂を巻き込みながら流れ落ち、30メートルにわたって線路をふさいでいる。現場は例年に比べて積雪量の多い状態が続いていたが、急激な気温上昇で雪解けが一気に進み、雪崩が発生したとみている。
JRは当初、30日中に土砂の除去を始める予定だったが、土砂崩れが他の複数箇所で発生する恐れがあったため先送りした。安全確認を行った上で31日午前8時から復旧工事を始める。
30日は特急大雪など旭川―網走間で運行する特急8本を含む15本を運休。710人に影響が出た。
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