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脳磁計使い認知症早期診断 帯広・北斗病院などで年内にも

 【帯広】社会医療法人北斗(帯広)は、脳の神経細胞の活動を測る脳磁計を活用した認知症の早期診断に乗り出す。脳の萎縮など形の変化がなくても、脳機能の異常を捉えることができ、認知症が進行する前に診断が可能になる。薬や放射線などを使わずに検査できるため、患者の負担も少ない。国内では初めての試みで、同法人が運営する北斗病院(帯広)などで年内にも実施する予定だ。

 北斗病院精密医療センター長の鴫原良仁(しぎはらよしひと)医師(46)を中心に実施する。鴫原医師は昨年5月まで英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンに在籍し、英国やカナダの海外9大学共同研究で、脳磁計を用いた標準的な脳機能のデータベースの作成などに取り組んできた。同6月の着任に伴い、北斗も研究に加わった。

 脳磁計はてんかんの診断などに使われるもので、脳の神経細胞の活動で発生する「脳磁場」を計測、解析して脳の機能を測定する。磁気共鳴画像装置(MRI)などは、脳の形に変化が現れた異常は見つけられるが、認知症の場合、脳の萎縮が見つかったときには症状が進んでいる場合が多い。脳磁計を活用すれば、形の変化がなくても、細かな脳機能の異常を捉えられる。

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