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福島事故7年 国内原発の現状は 運転中3基、泊は審査長期化

 東京電力福島第1原発事故から7年。全国の原発は今どうなっているのか、まとめた。

 Q 動いている原発は。

 A 11日時点で運転している原発は、九州電力川内(鹿児島県)2号機と関西電力高浜(福井県)3、4号機の3基です。14日にも関電大飯(同)3号機、4月には同4号機が再稼働する予定です。

 Q 他の原発の状況は。

 A 2011年3月の福島事故当時、国内には54基の商業用原発がありました。このうち先ほどの5基以外にも昨年末の東電柏崎刈羽(新潟県)6、7号機のように、すでに原子力規制委員会の審査を通っている原発が9基あります。また、北海道電力泊(後志管内泊村)全3基など11基が現在、規制委の審査を受けています。事故を起こした福島第1の全6基に関電などの古い原発を合わせた計14基は廃炉が決まっています。

 Q 差し引きすると、あと15基残っていますね。

 A 福島事故から7年たっても再稼働への審査を申請していないのが東電福島第2の全4機など15基あります。大半は廃炉になるとみられています。審査中の原発からも審査状況によっては廃炉になるものが出てくる可能性があります。

 Q 道内の泊原発はいつから止まっていますか。

 A 12年5月5日に3号機が定期検査のために停止して以来、5年10カ月止まったままです。北電は新たな規制基準ができた13年7月、関電などと同時に第1陣として再稼働に向けた申請を行いましたが、活断層の有無などを巡って審査が進まず、全国の原発で最も長引いています。道内関連の原発では、函館市民らが建設差し止めを求めた裁判の函館地裁判決が19日に出る電源開発大間(青森県)も審査を受けているところです。(関口裕士)

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