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観劇で知る、津軽藩士の惨劇

観劇で知る、津軽藩士の惨劇

 サビいサビい~。演者はずっ~と手の甲をさすっていた。明け方の気温は氷点下12度。その日は午後を過ぎてもとびきり寒く、100名ほどの小さな劇場はひんやりしていた。中島公園駅から徒歩3分の「シアターZOO」は地下鉄南北線利用者には好都合。舞台との距離が近いのも魅力でお気に入りだ。

 楽しみにしていた札幌演劇シーズン2018。シアターZOOでは「ホエイ」という劇団が公演するよう。ホエイってなんだ?という問いは横に置いといてキャストを見ると「山田百次」という名前がある。え~っ!?札幌で百次の舞台が見られるの?と、小躍りした。昨年末にわたしは百次に出会っていた。正確にはテレビ越しに、青森の劇団員が東京を目指すかどうか迷いながらも上京を決めるまでの姿を見ていたのだ。2007年制作のドキュメンタリーの再放送で26歳の百次がそこにいた。10年経った今はどうしているんだろう?見終わるとすぐに名前を検索した。「今も東京でがんばっているんだろうか?」ドキドキしながら名前を打ち込むと、あっさり関東圏で演劇を続けていることがわかりほっとしていた。

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