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スマイルジャパン、五輪初勝利 格下相手「もっと取れた」

 念願の五輪初勝利を告げるブザーを聞いても、日本の選手たちに達成感はなかった。格下のコリアに苦戦した末つかんだ白星に、FW大沢(道路建設ペリグリン)は「勝てたことは純粋にうれしいが、自分たちの実力だったら、もっともっと点が取れたんじゃないか」と振り返った。

 第1ピリオド序盤に久保(西武)、小野(御影グレッズ)が立て続けに得点。しかし第2ピリオド中盤に失点し、会場の「ウリヌン ハナダ(私たちは一つ)」の大声援を受けた相手の勢いに押され、浮足立った。第3ピリオドにようやく小池(道路建設ペリグリン)が追加点を奪いコリアを突き放したが、終盤まで肝を冷やした。先制点を挙げたエース久保は「内容的にはまだまだ」と話した。

 開催国枠で初出場した1998年長野冬季五輪は5戦全敗で最下位。失点も計45点に上り、世界の強豪との実力差を痛感した。初めて自力出場を果たした前回2014年ソチ五輪でも5戦全敗を喫し、強豪国とのパワーの違いを埋めるため体力強化を重点的に進めてきた。

 世界2強の一角、米国の10年バンクーバー五輪代表のデータを入手し、その数値を超えることを目標に下半身や体幹の強化を図った。4年前にチーム平均1・3回だった懸垂の回数は、昨年の五輪最終予選前には米国を上回る12回に到達。今大会では、敗れたものの格上のスウェーデン、スイスに善戦した。

 メダルを目標に置いてきた選手にとっては、格下相手の初勝利は「通過点」にすぎない。「次の勝利が一番大事。7、8位ではソチと結果の違いがなくなってしまう」と山中監督。順位決定戦で格上チームを下し、スマイルジャパンの4年間の成長の証しを示すつもりだ。(石川仁美)

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