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湿原の生態系、回復傾向 釧路川蛇行復元事業 ヨシなど植生域拡大

 釧路開建は14日、直線化した釧路川の流れを再蛇行させるため2006~10年度に標茶町で実施した「茅沼地区旧川復元自然再生事業」で、対象区域の湿原の植生や魚類の生息が回復傾向にあるとする調査結果を公表した。蛇行復元によって湿原の地下水位が上昇したほか、水中の環境が改善されたためで、同開建は他地域でも同様の事業を進める方針だ。

 釧路市内で開かれた釧路湿原自然再生協議会の旧川復元小委員会で報告した。

 復元された茅沼地区の釧路川は1984年に農地造成のため直線化されたが、川幅の拡大によって沿岸地域の地下水位の低下が進行。乾燥地帯に生育するハンノキ林が拡大したほか、川の水深や流速が均一になったため、生息する魚類の種類も減少した。

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