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松本、納得の横3回転 スノーボード6位入賞

 「オリンピックって、どんなところなんだろう」―。松本は、それを確かめに平昌にきた。

 自分の魅力を存分に出そうと臨んだ決勝。1回目、前日3位に入った予選と同じルーティン。ただ、エアが持ち味の高さを欠いた。気温が高めで前日と雪質が異なり、ボードの滑りが悪かったのが大きな要因だった。「だけど、思い切って突っ込んで攻めることはできた」

 失敗はなかったが、予選の84・25点には及ばず、70・00点。結局、これが3回のうちの最高得点になった。

 メダルを狙った2、3回目は、難度を上げるために組み込んだフロントサイドの横3回転を披露。これは松本の成長を示す大技だった。1年ほど前には、未完成。「練習してきた成果を出せたのは大きい」

 札幌簾舞小で競技を始めたころから夢見た五輪。2010年バンクーバー五輪では、幼いころから「お兄ちゃん」と慕った札幌出身の工藤洸平さんらが、代表争いを繰り広げる姿を間近で見て、「バチバチ。五輪ってすごいんだなあ」と一層興味がわいてきた。

 競技力をつけ、実際に五輪代表争いに身を置く立場になった前回ソチ五輪で落選。「このままならダメだ。五輪になぜ出たいのか、五輪への思いをもっと強くもたないと」と決意した。

 翌シーズンから筋力トレーニングを強化した。食事にも気を付け、肉体改造に取り組んだ。昨年、日本代表の治部コーチは久しぶりに松本の滑りを見て驚いた。「明らかにエアの高さが増し、体の軸も安定した」

 着実に滑りの精度を上げ、24歳でたどり着いた舞台。「わくわく感を感じながら滑れた。それが一番楽しかったですね」(須貝剛)

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