PR
PR

命の設計図改変、光と影 ヒト受精卵のゲノム編集 北大が裁判劇

 「生命の設計図」と言われるゲノム(全遺伝情報)。その中の狙った箇所を自在に切り貼りできる「ゲノム編集」が注目されている。農畜産物の改良から、難病治療といった医療への応用も期待される一方で、中国や英国などでは、人の受精卵(ヒト受精卵)の遺伝子を改変する基礎研究(実験室のみで行う研究)が進み、人への臨床応用も現実味を帯びる。

 ただ、受精卵をゲノム編集した場合の安全性や効果、子孫に与える影響などはわかってない。遺伝子を恣意(しい)的に操作し、親が望むような子どもを産む「デザイナーベビー」につながる懸念もある。私たちは今、この新たな技術にどう向き合うべきか―。

 ヒト受精卵へのゲノム編集利用が合法化された未来を舞台にした裁判劇「二重らせんは未来をつむげるか?」が1月下旬、札幌市内で開かれた。市民が“陪審員”として参加し、この技術の是非を考えた。裁判劇の内容を紹介するとともに、生命倫理の専門家に話を聞いた。

残り:1652文字/全文:2056文字
全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
どうしん電子版のご案内
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
新聞配達スタッフ募集
ページの先頭へ戻る