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「電力ゼロ」冷蔵コンテナ 北海道ならでは、太陽光と雪氷利用

 大手食品メーカーの工場やスーパーなどの冷凍・冷蔵設備販売を手がける「五島(ごしま)冷熱」(札幌)は、太陽光発電や雪氷だけで農作物などを冷蔵できる“電力ゼロ”コンテナ倉庫を開発し、4月に発売する。雪氷冷熱を利用した倉庫は既にあるが、太陽光発電も活用するのが特長。北海道電力泊原発(後志管内泊村)の停止で電気料金が高止まりする中、「北海道ならでは」のエネルギー活用法に注目が集まりそうだ。

 北海道経済産業局は「太陽光発電と雪氷熱利用を組み合わせたシステムは聞いたことがない」という。

 商品名は「ソーラー雪氷コンテナ」で幅6メートル、奥行き2・3メートル、高さ2・4メートル。上部に太陽光パネル6枚(合計出力1・8キロワット)を設置して蓄電する。コンテナ内部の約半分は7・3トンの雪や氷を入れる。雪氷の冷気と太陽光発電で冷蔵。温度センサーも内蔵しており、夏季も庫内を1~10度に保つことができるという。

 販売予定価格は300万円で、太陽光発電システムの「トミタ」(札幌)と共同開発した。昨年9月から札幌市内で実証実験を始め、当初モデルより断熱材を厚くするなど改良。販売価格は一般の冷蔵コンテナより1・5倍になるが、電気料金はかからず、初期コスト分を5年程度で回収できるという。

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