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春ニシン豊漁 石狩湾産 今月解禁、入荷量昨年の倍

 石狩湾産を主力とする1月の道内ニシン漁の水揚げが絶好調だ。同湾で漁が解禁された10日から22日までの札幌市中央卸売市場(中央区)の入荷量は計241・8トンで、すでに17年1月の月間入荷量127・1トンのほぼ2倍に達した。道立総合研究機構中央水試(後志管内余市町)によると、今季は海水温の影響でニシンの来遊が早い上に資源量も多く、今後も好漁が続く、と見込んでいる。

 同市場は今月13日の26・2トンを皮切りに連日20トン以上が入荷。従来、石狩湾産は2月の4年魚が「春ニシン」の最盛期で、はしりの1月は大型の5年魚以上が目立つものの、3月の3年魚とともに量的にそれほどではない、とされてきた。

 ニシン漁の出足が早い理由を同水試資源管理部は「今季はもともと6年魚以上の大型の来遊量が多いことに加え、海水温の影響で来遊時期が例年より1カ月ほど早まった」と話す。石狩湾産ニシンの資源量が回復してきた2000年代以降、今季は最大の水揚げとなる可能性もある、という。

 昨年の道内漁業はサンマやサケなど主力魚種が不漁だっただけに、ニシン豊漁は道内水産関係者に朗報。水産卸大手・カネシメ高橋水産の本田敬一監査役は「稚魚放流や『2年魚以下はとらない』などの漁業関係者の資源増の取り組みが功を奏してきた。ニシンはこの時期、当てにしていい魚になった」と喜んでいる。

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