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札幌ドームに最新の200台 19日開幕 国内外27社 学生のエコカーも

 「札幌モーターショー2018」(実行委主催)は19日の開幕を控えた18日、会場となる札幌ドーム(札幌市豊平区)で設営など最終的な準備を行った。国内外27社38ブランドの最新の四輪車と二輪車約200台とともに、専門学校生や高校生による手作りのエコカーも展示される。ユニークな発想の車両も見どころだ。

 関連イベント「北海道ハンドメイドエコカーコンテスト」には、札幌市にある専門学校北海道自動車整備大学校と北海道科学大学高校を含む5校が参加。「北海道らしいエコカー」をテーマに車両5台が並ぶ。

 自動車整備大学校の10人でつくるチームは「EV sports02」(長さ2・1メートル、幅1・6メートル、高さ1・2メートル)を出展。昨年10月から毎日放課後に2、3時間、作業し、シャシーからボディーまですべての部品を自作して完成させた。

 雪道でも走りやすい四輪駆動車で、雪で狭くなった場所で乗り降りしやすいようドアを跳ね上げ式にするなど、雪国での使いやすさを重視し、太陽光発電設備も搭載した。

 18日はドーム内で車両部品を取り付けるなどの仕上げをし、リーダーを務める中国人留学生で、3年の関弋(かんよく)さん(29)は「時間がもう少しあればさらに完成度を高められた。でもみんなで力を合わせ、前回の出展車両よりも改良できた」と手応えを語る。

 道科学大高は自動車研究部17人のチームが超小型多目的車「冬幻(とうげん)」(長さ2・1メートル、幅1・1メートル、高さ1・2メートル)を出展。昨年10月から制作を始め、ボディーに使う繊維強化プラスチック(FRP)や車のフレームに同校で出た廃材を活用した。「新たに購入するのではなく、資源を無駄にしないような発想で取り組んだ」(同校)という。

 小型トラックをベースにした車両で、取り外しできる荷台や雪道に砂をまく装置を付けるなどユニークな機能が特徴。1、2年が中心となって完成させた。

 モーターショーには新たな体験型展示もある。環境省は燃費を改善する運転方法「エコドライブ」を模擬体験できるドライブシミュレーターを出展。日本自動車連盟(JAF)札幌支部は仮想現実(VR)動画で、衝突する自動車の感覚を体験できるコーナーを設ける。(相川康暁)

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