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タイブレーク

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プロ野球の阪急などで活躍した山沖之彦(ゆきひこ)投手は、1977年春の甲子園の準優勝投手だ。中村高(高知)のエースとして決勝までの5試合を完投。スタミナが心配されたが、3連投となる決勝を前に「肩が強いから」とけろっとしていたと、当時の記事にある▼中村高がファンを沸かせたのは山沖投手の快投があったからだけではない。ベンチ入りが12人で、控えが3人という陣容での快進撃も話題になった▼とはいえ、すべての選手が「けろっと」しているわけではあるまい。高校野球は勝ち進むにつれ試合間隔が短くなる。投手の連投も少なくない。2006年夏の甲子園では早実高の斎藤佑樹投手(現・北海道日本ハム)が、駒大苫小牧高との決勝引き分け再試合を含め7試合をほぼ1人で投げ抜いた▼高野連が、導入決定済みの今春の甲子園に続き、夏の甲子園や地方大会でもタイブレークを採用する。延長十二回まで同点の場合、十三回は無死一、二塁から。選手の健康管理などを考え早く決着をつける▼夢の舞台である甲子園で、つい無理をしてしまう高校球児も少なくないはず。だが、身体のためには状況によってブレーキをかける必要もあろう▼投手の球数制限なども検討課題になりそうだが、9人ぎりぎりで控え投手を用意できないチームもある。余裕のある日程など、さまざまな工夫が求められる。大切なのは選手本位の発想だ。2018・1・14

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