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秋サケ不漁、知床沖の高水温が影響か 北大グループ解明

 2010年以降、知床北部沖で夏の海水温が上昇している影響で、道内の河川で生まれた秋サケ(シロザケ)の幼魚が、オホーツク海沖合に移動しにくくなっていることが、北大の帰山(かえりやま)雅秀特任教授(魚類生態学)らの研究で分かった。オホーツク海沖合は幼魚の成長に重要な場所とされており、高水温が「関門」となって生存率を低下させ、秋サケの近年の不漁を招いている可能性が高いという。

 秋サケは冬に道内各地のふ化場や河川で生まれて春に川を下る。日本海側、太平洋側の群れはいずれも7月に知床北部沖を経由し、適水温で海流も穏やかなオホーツク海沖合に移動して育つ。その後、太平洋北西部などを回り、3、4年ほどで生まれた河川に戻る。

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