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アイヌ民族博物館の村長像解体へ 白老 腐食進み、3月の休館後に撤去

 【白老】胆振管内白老町とアイヌ民族博物館(白老町)は、博物館のコタンコロクル像(村長像)の解体を決めた。高さ16メートルの巨大な像は白老観光のシンボルとして長年親しまれ、記念撮影スポットになっていた。設置から30年以上経過して腐食が進み、アイヌ文化復興の拠点「民族共生象徴空間」の整備に伴って博物館が3月末で休館するのに合わせて撤去される。

 像は強化プラスチック製で、内部は鉄骨造り。右手にイナウ(木幣)を持ち、腰の刀に左手をかける姿。町史によると、像は1969年に町内の自動車レース場に設置され、レース場廃業に伴って79年に現在の場所に移された。

 アイヌ民族博物館は象徴空間の整備予定地にあり、4月以降に施設の多くが解体され、跡地は国に引き渡される。町と博物館は像の移設を検討したが、像内部の腐食が進んで倒壊の危険があり、構造上、補修もできないため断念。解体費は約1千万円と見込まれ、町が負担する。

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