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スピーカー開発、パリ出展へ ブナコ、光城精工

 木工品製造業「ブナコ」(本社弘前市、倉田昌直社長)は、インターネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)を活用し、青森県平川市の電源機器製造「光城精工」(芳賀克之社長)と共同で、スマートフォンなどとワイヤレスで接続できるアンプ内蔵型スピーカーを開発した。19日からパリで開かれるデザインの国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」に出展、販路拡大を目指す。

 11日、倉田社長、芳賀社長らが弘前商工会議所会館で完成披露と記者会見を行った。

 ブナコは、同見本市に照明器具などをたびたび出展し高い評価を受けている。自社開発のスピーカーも出展したが、海外ではアンプ内蔵型の需要が高いことから、音源用電源装置などに定評のある光城精工と協力、昨年4月から開発を始めた。

 スピーカーの名は「BUNACO SPEAKER designed by “nendo”」で、高さ60センチ、直径18.6センチ。人気デザイナー・佐藤オオキさんのオフィス「nendo」がデザインした。スピーカーが上を向いているのが特徴で、天井に当たった音が部屋全体に降り注ぐ。ブナ材の吸音性能や内部の段差構造で中音域に広がりのある柔らかな音を実現。同見本市では最高評価のデザインで構成されるゾーンに展示される。小売価格は税別12万円。3年間で2千台の販売を目指す。

 開発費は、みちのく銀行の紹介でミュージックセキュリティーズ(本社東京都)のCFを活用。全国の43人から約1千万円を集めた。倉田社長は「CFは自社の取り組みを全国に拡散できる。プロモーションの力が大きい」と述べた。

 同見本市では弘前市から津軽塗、こぎん刺しを出展。市内経済界も、清藤哲夫弘前商議所会頭を団長とするミッション団が現地に赴き、現地業者への売り込みを行う。

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