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苫小牧―境港月1回に増便 RORO船試験輸送本格化

 鳥取、島根両県の官民などでつくる「境港流通プラットホーム協議会」は1月下旬から苫小牧港と境港(鳥取県境港市)を結ぶRORO(ローロー)船(フェリー型貨物船)の定期航路開設を目指し、試験輸送を本格化させる。輸送回数を現在は年1~3回の不定期から月1回に増やし、道内や中国地方の企業の海上輸送に対するニーズを本格的に検証する。

 中国地方の日本海側にはRORO船の国内定期航路を持つ港がなく、道内からは農産物などの貨物を敦賀港(福井)や舞鶴港(京都)で降ろした後、トラックで中国地方に陸送する一方、中国地方からは建材や医薬品を道内に運んでいる。苫小牧港から中国地方に荷物を敦賀港から陸送すると、境港まで直接、船で運ぶよりも輸送時間が半日から1日遅くなるため、中国地方の企業から定期航路化の要望が上がっている。

 試験輸送は2013~17年までに7回実施し、輸送にかかるコストと時間を検証してきた。ただ、「不定期だと、発送シフトを組みづらい」という荷主の要望に応え、苫小牧―境港間を敦賀港経由で往復する便を月1回のペースで定期的に運航する。増便に伴い貨物量も増えるかどうかも検証し、定期航路開設への判断材料とする。

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