PR
PR

苫小牧でシカの宅地侵入頻発 庭木食害やふん 住民、対策に苦慮

 苫小牧市の高丘や泉町など山沿いの住宅街で、民家敷地へのシカの侵入がここ数年相次いでいる。庭を荒らされたり、ふんをされたりする被害が出ており、住民はネットを設置するなど自衛策に追われる。住宅地では猟銃駆除も原則できず、市は「雪が多くなると、山にシカの食糧がなくなり、市街地に降りる頭数も増える」といい、対策は春先まで必要になりそうだ。

 「新芽の柔らかい所を食べていく。春先になれば庭の花も食べられてしまう」。高丘泉町内会の佐々木功会長は、ネットを張った自宅庭のイチイの木を見ながら、顔をしかめる。

 高丘、泉町では、庭木にネットを張ったり、家の前に柵を設置したりする住宅が多く見られる。道ばたにシカのふんが大量に残った場所も。佐々木さんは「さらに山に近い地域の住民からは、何をやっても無駄で荒らされ放題との声も聞く」という。

 市環境生活課によると、2017年度に寄せられたシカに関する苦情の件数は、9日現在7件。降雪量の多かった昨年度の23件に比べると少ないが「庭が荒らされた」「シカが道路を歩いている」という内容だ。

残り:284文字/全文:742文字
全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
どうしん電子版のご案内
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
新聞配達スタッフ募集
ページの先頭へ戻る