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【株式会社道水=函館市】水産事業 海外にネットワーク

 水産物の輸出入や卸業、加工品の製造販売まで手掛ける水産会社。事業のネットワークはアジア、北米、地中海、アフリカにまで及び、函館発のグローバル型ビジネスを展開している。

 主力商品は売上高の約6割を占めるマグロ。アフリカのモロッコで1994年に現地の漁業権を取得して定置網漁を始め、さらに地中海のマルタ島とメキシコで現地法人を設立して、捕獲した若い魚などを大きく育てて出荷する畜養(ちくよう)事業を展開。国内でも高知県で畜養を手掛けており、内外の独自ルートによる仕入れで日本の食卓に上るマグロの安定供給の一翼を担う。

 前身は47年に札幌で創立した「北海道水産製造株式会社」。国指定の水産物集出荷機関として、敗戦後の国民の栄養不足の改善に貢献してきた。93年に函館へ移転し、それを機に現在の社名に変更した。

 海外事業では日本、韓国、中国の三国間貿易にも力を入れる。各地で捕れるイカやホタテ、マグロなどについて、産地価格や部位別の需要を踏まえ、本社や支店などの間で緊密な情報のやりとりをして最高値で卸せる消費地で販売する。

 各種事業は関連企業と一体で行われ、仕入れた水産物も需給動向をにらみながら松前漬けなどの加工部門でも活用する。高野元宏社長(55)は今後「タイに現地法人を設けるなど、東南アジアに力を入れていく」とし、外国人留学生も含めて「好奇心旺盛でチャレンジ精神のある学生の応募に期待したい」と話している。

<先輩登場> 函館事業本部加工課 永浦直幸さん(26)=北海道大学水産学部 17年入社

 転職して昨年2月に入社した永浦さん。松前漬けなどの製造に携わる一方、毎朝、イカなどの値動きの勉強のために函館市内の市場に通っています。

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