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旭川空港、国際化へ前進 定期便3月復活、新ビル11月完成

 旭川空港が2018年、国際化に向けて大きく前進する。昨年8月の上海線休止以来途絶えている国際定期便が3月下旬、台湾・台北線の定期化で7カ月ぶりに復活。建設中の国際線ターミナルビルは11月にも供用開始する見通しだ。20年度にも予定される「空港民営化」を見据え、空港を運営する旭川市はさらなる国際便誘致や道北の利用客の掘り起こしに一層力を入れる。

 旭川空港は1966年開港。国際定期便は2006年に韓国・仁川(インチョン)との間で初就航した。海外での北海道人気や円安を追い風に、15年度は上海、台北、北京のアジア3都市に定期路線が増え、乗降客数は過去最高の約19万4千人に達した。その後、航空会社解散や「機材繰りのため」(ある航空会社)定期便は相次いで休止、昨年の上海線を最後にゼロになった。

 ただ今年は光明が差す。昨年6月にチャーター便を初乗り入れした台湾の格安航空会社(LCC)、タイガーエア台湾の台北線の搭乗率が好調で3月27日からの定期便化が決定。台湾の旅行会社を招く視察ツアーや国の支援措置を活用した着陸料減免など、旭川市の積極的な誘致活動も奏功したとみられる。西川将人市長は昨年12月の定例会見で「支援の取り組みが実を結んだ」と喜んだ。

 一方、空港ビルの南側では国際線ターミナルビルの建設工事が急ピッチで進む。市の第三セクター旭川空港ビルが既存ビルに増築する形で昨年9月に着工した。総事業費は約49億円。完成後は手狭で混雑する国際線の待合室やチェックインカウンターは約2倍の広さになり利便性が向上する。

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