PR
PR

「6番・投手」大谷3勝目3安打 スタメン初二刀流(2016/5/29)

 日本ハムが2連勝。大谷は「6番・投手」で先発し、7回1失点で3勝目。打っても3安打1打点と存在感を示した。大谷が先発登板した試合で打席に入るのは交流戦以外で初。
       ◇
 投げては7回1失点、打っては3安打1打点。「6番・投手」で先発した大谷が「二刀流」で真価を発揮し、今季最も多忙な1戦を充実した時間に変えた。
 スタメン発表で大谷の名前がコールされると球場がどよめいた。指名打者(DH)制を採用するパ・リーグ同士の試合でDHを放棄し、先発投手が打順に入るのは異例。これまでは体に負担がかかるという理由で避けてきた栗山監督も体が強化されたプロ4年目の大谷なら可能と判断。「もしかしたら今のパ・リーグで一番嫌な打者では」という好調な打撃と、31日から始まる交流戦をにらんで「二刀流起用」を決めた。
 26日に監督に伝えられたという大谷は期待に応えた。「自分で(投げる)自分を助けられる」と3安打し、自己最長となる11試合連続安打をマーク。七回には12点目の適時打を放った。
 投球は組み立てがさえた。三回までは39球中31球が直球。力より制球を重視した球で仕留め、最少失点でしのいだ。四~六回は一転。43球中32球が変化球で、相手の裏をかく。七回は硬軟織り交ぜて無失点に抑えた。吉井投手コーチは「打席に立つことで投手としても、より試合に入り込める。良い影響があった」。
 試合前は打撃練習や素振りはしておらず、相手の攻撃中に肩をならすキャッチボールをしない時もあった。それでも投打で役割を果たし、「バタバタしなかったし、すごい疲れたということもない」とさらり。規格外の21歳の可能性がまた広がった。(舩本篤史)

どうしん電子版のご案内
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
新聞配達スタッフ募集
ページの先頭へ戻る