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大谷全開 お先に1号 ホーム初戦13点大勝(2016/3/29)

 日本ハムは先発全員の17安打13得点と打線が爆発し、大勝した。一回、中田と大谷の犠飛で2点を先取すると、二回に田中賢が2点二塁打、五回には大谷が3ランを放って突き放した。投げては吉川が5回2/3を3失点にまとめた。
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 5―0でリードの五回。大谷のバットから放たれた打球は緩やかな放物線を描き、大歓声に包まれながら、左中間スタンドに吸い込まれた。チーム今季第1号となる3ランは、本拠地初勝利を決定づけるとともに、「二刀流」4年目を高らかに告げる号砲となった。
 投手では開幕戦で黒星を喫した。「悔しい思いはあった。バットで返したかった」。6番DHで今季打者として初出場し、初回、中犠飛で早くも今季初打点を挙げた。
 そして五回無死一、二塁。初回から執拗(しつよう)に内角を攻めてきた西が再び内角を突いた。だが「狙っていた。逆に絞りやすかった。もともと内角は嫌いではない」。143キロの直球を狙い澄まして振り抜いた。「しっかり振り切れば、必ずしもバットの芯だけで打たなくても良い」。詰まったにもかかわらず左中間の深い部分でフェンスを越えたのは、オフの肉体改造の成果だろう。
 また、左に打球が飛ぶのは、自分のスイングの好調さを示すバロメーターでもある。六回も左前に適時打を放った。最終的に自己最多の5打点と大暴れだ。
 昨季は2割2厘と打撃でふるわず「投手に専念すべきだ」という二刀流懐疑論も再燃した。だが、投打両面でチームを優勝に導いてやる。周囲の雑音はバットでねじ伏せる―。そんな決意を、満員の大観衆は感じ取ったにちがいない。(福田講平)

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