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大谷初の15勝 投手3冠当確 ダル、田中、松坂に並んだ(2015/09/27) 

 日本ハムが連敗を2で止めた。先発大谷は8回を被安打3、12奪三振で無失点に抑え、両リーグトップの15勝目。
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 武器の直球でも、今季の躍進を支えたフォークでもなかった。この日初めて得点圏に走者を背負った八回2死一、二塁。一回に直球を中前に運ばれていた岩崎に対し、大谷が決め球に選んだのは「唯一良かった」というスライダーだった。
 2―2からの6球目。本人の予想を超えるキレのある球が内角低めに決まり、岩崎のバットが空を切ると、大谷は雄たけびを上げて感情を爆発させた。
 一回から組み立ての軸はスライダー。直球やフォークの調子が戻らなくても、八回まで散発の3安打に抑え、毎回の12三振を奪った。栗山監督が「1点もやらないぞという雰囲気がすごく出ていた」と珍しく褒めた134球だった。
 「結果は良かったが、スライダーのほかの球種は全部ダメだった」と大谷。しかし、厚沢投手コーチの見方は異なる。「直球の軌道も良いし、フォークも落ちていた。(大谷)翔平が求めているものが果てしなく高いってことだね」
 今季の「最低限の目標」に設定していた15勝を達成し、あこがれのダルビッシュ(レンジャーズ)のほか、田中(ヤンキース)、松坂(ソフトバンク)の高卒3年目の勝ち星数に並んだ。防御率2・24、勝率7割5分と合わせて、投手3冠もほぼ確実にしている。「自分のせいで負けた試合もあるので、もっと勝ちたい」。先発が有力視されるクライマックスシリーズ初戦(10月10日)へ、気持ちも高まっているようだ。(須貝剛)

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