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エイズ検査、ピークより4割減 札幌市内の検査室開設10年 感染者数は高止まり傾向 16日啓発フォーラム

 札幌市の委託で民間が運営する無料のエイズ検査室「サークルさっぽろ」が開設10年を迎えた。札幌市内で新たにエイズウイルス(HIV)感染が判明した人の数は年間20~30人前後と高止まりしている一方、HIV抗体検査を受ける人はピーク時の2008年の6割程度に減少している。サークルさっぽろは「早期発見が大切。不安があれば早めに検査を」と呼びかけている。

 HIVに感染すると、体の免疫機能が弱まり、普段はかからない感染症が発症しやすくなる。カンジダ症など23の疾患を発症した場合、エイズと診断される。感染しても症状が出るまでには数年~十数年の潜伏期間があり、早期に治療すれば、エイズの発症を抑えることができる。

 札幌市内で無料で検査が受けられるのは各区の保健センターと「サークルさっぽろ」の11カ所。市保健所によると、合計した検査件数は08年度に2672件だったが、16年度は1613件に減少。一方で、16年に新たに確認されたHIV感染者とエイズ患者は33人と、過去2番目の多さだった。

 正しい知識を伝えて検査利用を呼びかけようと、16日午後1時から、中央区北4西1の共済ホールで市民向けフォーラムを開く。ゲストはタレントの優木まおみさん。北大の遠藤知之医師が、検査や治療について分かりやすく話す。無料。希望者は直接会場へ。問い合わせは、はばたき福祉事業団(電)011・551・4439へ。

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