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「金融救済の起点に」 拓銀破綻20年、取材裏話や狙い語る 道新の宇野記者

 北海道新聞社主催の道新ニュースサロンが7日、札幌市中央区の北海道新聞本社で開かれ、北海道拓殖銀行(拓銀)の破綻から20年の節目に連載中の企画「拓銀破綻20年」について、取材班を率いる経済部キャップの宇野一征記者が取材の狙いや裏話を語った。

 サロンには約220人が参加した。元拓銀行員の宇野記者は連載で、旧大蔵省や日銀など周囲で起きたことの検証や、新事実発掘を重視したことを説明。破綻後初めて報道機関の取材に応じた拓銀最後の頭取、河谷禎昌氏の「白旗を揚げることは考えていなかった」との証言に関連し、「旧大蔵省は当初助け舟を出そうとしていたが、拓銀の深刻な経営難で身動きが取れず、破綻させるしかないという結論に至ったのではないか」という見方を示した。

 破綻後に政府が金融機関に公的資金を注入する仕組みを本格的に検討し始めたとし、「拓銀破綻は日本の金融システムを救済する起点になった」と強調した。

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