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道難病連旭川支部に遺言で数千万円 匿名寄付生かし新事務所

 難病の患者らでつくる北海道難病連旭川支部は、匿名の人からの寄付「数千万円」(同支部)の一部を活用して11月に事務所を移転し、相談に訪れる人たちの利便性を高めた。寄付者は、工藤フサ支部長(77)が旭川で相談を受けた札幌の男性とみられ、同支部は厚意に感謝し、「これからも多くの患者相談を受けたい」と決意を新たにしている。
「多くの患者相談受けたい」

 支部は1973年設立。15の患者会の約2900人が所属する。患者の相談や患者会の運営を支援する。

 工藤さんは全身の炎症が慢性的に起きる難病「ベーチェット病」を92年に発症、現在も週1回通院する。95年から支部で相談業務を担当。15年ほど前に神経系の難病を患った男性が来た。工藤さんは自分の経験に照らし合わせ、同じ病気の仲間を紹介した。会話の中で、男性は財政難の支部について知り「お金がないんですね。死んだらお金を残す」と話した。

 工藤さんによると、札幌の弁護士から道難病連に一昨年連絡があった。匿名の人が亡くなり、遺言に寄付の一言があったという。寄付は道難病連の基金に積み立てた。

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