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秋サケ定置網漁、過去10年で最低 東胆振2割減、日高4割減

 9月に解禁された東胆振、日高地方の秋サケ定置網漁が2日、終了した。東胆振(苫小牧、鵡川の両漁協、いぶり中央漁協白老支所)と日高管内(ひだか、日高中央、えりもの3漁協)はともに総漁獲量が過去10年間で最低の記録的不漁。1キロ当たり単価は品薄感から前年を上回ったが、関係者は「量が少なすぎて死活問題だ」と悲鳴を上げている。

 2日は苫小牧漁協といぶり中央漁協白老支所が最後の水揚げを行った。苫小牧漁協サケ定置網部会の高島昭彦船団長は「後半は良くなると期待していたのに、最後までまったく振るわなかった」と肩を落とした。

 東胆振は総漁獲量が前年比20・0%減の1106トン。総漁獲高は単価が上がったことから同20・4%増の12億261万円となった。中核の苫小牧漁協は漁獲量が同11・4%減の597トンと振るわなかったが、漁獲高は同30・1%増の6億3024万円を確保。いぶり中央漁協白老支所も漁獲量が同21・5%減の434トンにとどまったが、漁獲高は同19・4%増の4億9522万円だった。

 日高管内は総漁獲量が同40・5%減の3191トン、総漁獲高が同12・6%減の33億6028万円と、より厳しい結果に終わった。漁獲量の落ち込みが大きかったため、東胆振のように単価の上昇だけでは補えなかったためだ。

 

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