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紋別・オホーツクタワー大改修1年 迫力の立体映像が好評 英語、中国語版も用意

 【紋別】1996年2月12日、流氷の下の海の様子を見られる「世界初の氷海展望塔」として、紋別港に開館したオホーツクタワー。20周年を迎えた昨年10月、体感型上映システムの導入に加え、海底階展示室を一新した。最盛期の4分の1に減った入館者数を上向かせようと、踏み切った開館以来初の大がかりな改修だった。それから1年。効果は数字に出始め、本年度も上映番組の多言語対応など魅力向上に取り組んでいる。

 「大迫力。映像も美しくて感動した」。シンガポールからのツアーで訪れた会社員ジミー・ショウさん(52)は今月上旬、体感型上映システム「4D―KING」を体験し、声を弾ませた。

 観賞したのは紋別を舞台にしたオリジナルアニメ作品「アイスの小さな大冒険!」。紋別沖に住む子アザラシが海中を旅する物語で、クリオネや流氷砕氷船ガリンコ号、カニの爪オブジェなど、紋別の魅力たっぷりの番組だ。今年9月に導入した英語版だったため、他の外国人客は「ストーリーも理解できた」と満足そう。このほか中国語版も用意している。

 円筒型シアターに12台のプロジェクターで3D映像を投影する仕組みで、客は専用メガネをかけて席に座り、流氷の風景など360度のパノラマ立体映像とともに、風や振動など体感型の演出による臨場感を楽しめる。同様のシステムの「常設展示は道内初」とPR。

 また、海面から約8メートル下に位置する海底階展示室も、発光ダイオード(LED)の照明を新設した。音楽も流し、幻想的な雰囲気の中で、約40種類の海洋生物の展示を見られるようにした。

 約6千万円を投じた改修の効果が出始めている。本年度の上半期(4~9月)の来館者数は1万8946人で、改修前の昨年度上半期の1万6825人から2121人の増加。リニューアル直後から半年の状況を比較すると、16年度下半期(10~3月)は2万347人で、15年度下半期の1万6851人から3496人増えた計算だ。

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