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壁壊れ、屋根剥がれ 暴風雨 留萌管内に大きな爪痕 旧佐賀家漁場に甚大な被害

 発達した低気圧の影響で11日に道内各地を襲った暴風雨は、留萌管内各地に大きな爪痕を残した。留萌では北海道銀行留萌支店正面の壁が崩落したほか、新たに、国指定史跡「旧留萌佐賀家漁場」の番屋(母屋)の屋根が大きく剥がれたことも判明。小平では風力発電用の大型風車の羽根(ブレード)が折れて落下するなど被害が相次いだ。

 旭川地方気象台によると、11日の最大瞬間風速は増毛で37・5メートルと観測史上最大となったのをはじめ、焼尻で37・2メートル、留萌で35・6メートル、羽幌で34・9メートルを記録した。

■転倒、骨折も

 市町村や消防署、警察署に入った情報を集約している留萌振興局によると、遠別町の女性(88)が転んで左足を骨折したほか、留萌で4人、小平で1人が、転倒して頭や腰を打ったり、飛来物に当たったりして負傷した。また、民家や倉庫などの被害に関する通報は、13日午後4時までに計238件を数え、今後も増える可能性があるという。

 江戸時代末期から明治初期に建築されたとされる旧留萌佐賀家漁場の母屋は、正面玄関とは反対側の屋根がほぼ全て剥がれ、骨組みがむき出しになった。複数の太い梁(はり)にも亀裂が入るなど甚大な被害となっている。母屋の背後の山に設けられている稲荷(いなり)社の社殿や、社殿に近い方の「二の鳥居」も壊れた。

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