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<詩部門>候補作と選考経過

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候補作

(作者の50音順)
「夢のあぶく生まれる深き沼から」 金谷直美
「黄色い木馬/レタス」 草野理恵子
「黒本」 柴田望
「痛みのペンリウク 囚(とら)われのアイヌ人骨」 土橋芳美
「少女の家」 藤田民子
「る」 吉田正代

選考経過


 本賞「美しさ群を抜く」


 応募は昨年から7点増えた19点。このうち6点を候補作とし、笠井嗣夫、工藤正廣、松尾真由美の3氏による選考会を10月17日、札幌市内で開いた。

 選考委員全員が「少女の家」を高く評価。「詩でしかできないことを表現している」「詩の純粋性、美しさ、どれも群を抜いている」などと本賞に決まった。

 「痛みのペンリウク」には「民族の声が聞こえてくる」「北海道でなければ生まれない作品」と社会的メッセージの強さをたたえる声が相次いだが、本の構成に意見が分かれた。「黄色い木馬/レタス」は「不気味な面があるが、社会のきれいごとへの否定感が根底にある」「私たちが見えていない、この世界の残酷さを表現した」と評価され、いずれも佳作となった。

 「る」には、「公共の言葉に対する疑問などを提示できる貴重な人」との声が出た。「黒本」は「勉強熱心だが、散文やビジュアル的な要素も盛り込み過ぎた」との指摘があった。「夢のあぶく生まれる深き沼から」は及ばなかった。

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