PR
PR

円山動物園「動物第一」 札幌市、触れ合い重視から転換

 札幌市円山動物園は来秋をめどに、動物が生活しやすい環境を充実させることを中心に据えた新たな基本構想を策定する。近年、飼育する動物が相次いで死んだことを踏まえ、年間入園者数を100万人にすることなどを定めた現構想から方針を転換。目標人数を盛り込まず、動物の暮らしや生物の多様性保全を重視した内容にする考えだ。

 今の構想は人と動物の触れ合いを重視し、2007年に策定された。入園者を年間100万人にするなどの基本方針を掲げ、15年にキリンやライオンなどを飼育するアフリカゾーンを開業。来年にはホッキョクグマ・アザラシ館、ゾウ舎も開設する。

 15年度の入園者数が98万人を超えるなど効果はあった半面、マレーグマをはじめ動物が死ぬ事故が相次いだ。不適切な飼育が原因とみられる事故もあった。動物園は飼育体制を見直し、今年着工する予定だった類人猿館の建て替えも延期したが、再発防止には動物園のあり方を根本から見直す必要があると判断。新しい基本構想をまとめることを決めた。

残り:219文字/全文:649文字
全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
どうしん電子版のご案内
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
道新おためし読みアンケート
ページの先頭へ戻る