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災害への備え 「家庭で防災対策」6割弱 被災者の意識向上

 大雨や暴風雪、大地震…。日本列島各地では最近、地球温暖化などの影響で自然災害の発生が目立ち、昨夏は北海道にも三つの台風が相次いで上陸して深刻な被害を与えました。今回は、いつどこで起きるか分からない災害への備えについて聞きました。

 普段から備えをしている回答者は6割弱でしたが、災害を自ら経験したりイメージすることで防災意識が特に高まることがうかがえました。「十勝沖地震の被災経験があり、地震発生の緊急放送があるたびに当時のことがよみがえってくる。災害には十分対応できる心構えが必要」(70代男性)、「札幌市白石区の地盤の弱い地域に住んでいるので、交通網が寸断されて孤立する可能性が考えられる」(70代男性)などです。

 その半面、普段備えをしていない人は4割以上に達し、「備えなければならないと分かっているが、具体的にどんなものをどれだけ用意する必要があるのか、見当がつかず選べない」(40代男性)などの理由が挙がりました。「いろいろな災害のすべてに対策をすることは準備も費用も膨大」(60代男性)と限界を指摘する意見もありました。

 「実際にどんな備えをしているか」という問いに対して、最も多かったのは「防災グッズをひとまとめにして常備」で4割以上が実践しています。以下は食料を備蓄、自宅や勤務先などでの避難場所の確認、地震保険に加入、家族で緊急時の連絡方法を確認、家具の固定、が続きました(複数回答)。

 具体的な方策の回答は「以前に使用したキャンプ用具を防災用として常備している」(70代男性)、「防災用品を室内、車庫、物置など複数箇所へ設置し、日常生活で使う物の活用策を家族で考えている」(50代男性)のほか、「保険を見直し、特約扱いの地震保険に加入した」(40代女性)などでした。日頃の心構えを重視する30代女性は「ペットボトルの水を1ケース用意。お風呂には常に水を張り、懐中電灯も数個用意している」そうです。

 また「災害時に頼りとする情報源」については、速報性に優れたテレビが49%、ラジオが28%で上位。次いでネットニュース12%、SNS5%、新聞5%でした。

 調査方法 インターネットの「どうしん電子版」で10月12~24日にアンケートを行い、10~80代の104人から回答をいただきました。

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