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「日本一多忙」なドローンパイロット 請川博一(うけがわ・ひろいち)さん

 テレビの生中継やCM撮影、農薬散布などのため、旭川市を拠点に、全国の空でドローン(小型無人飛行機)を飛ばす。「日本一多忙なドローンパイロット」と呼ばれ、最短時間の飛行で最高のパフォーマンスを生み出すのが信条。「この2本の親指だけが命です」と、送信機のスティックを巧みに動かす。

 旭川市生まれ。市内でスノーボード店を経営する傍ら、無線操縦ヘリコプターなどによる空撮に31年間携わってきた。当初は空撮よりも、水田での農薬散布がメイン。しかし2010年、複数のプロペラと衛星利用測位システム(GPS)で安定した飛行ができるドローンを導入し、それが普及し始めると、全国的に注目度が高まった。

 評価されたのは、風が吹いても思い通り、正確にコントロールできる操縦技術だ。NHK連続テレビ小説「マッサン」のタイトル映像の空撮を手がけ、同局の「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも取り上げられた。

 今年10月下旬には、旭川理容美容専門学校で生徒、教師、卒業生を集めて同校をPRするダンスミュージックビデオを撮影した。「地元の学校を元気にしたい」と自ら声を掛け、東京などから仕事仲間のCM監督やカメラマン、振付師らが手弁当で集まってくれたという。

 「将来なりたい職業にドローンパイロットがランクインするのが夢」。20年の東京五輪に向け、スタッフ育成など準備に余念がない。56歳。(小室泰規)

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