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サケ高騰、加工業者悲鳴 宗谷、留萌管内 生産、販売を抑制

 秋サケは全道的な不漁の影響により宗谷、留萌両管内でも価格が高騰している。水産加工業者は仕入れ値が上昇したことで生産、販売を抑制するなどして対応している。小売店では売り上げが減少し、消費者は買い控えするなど影響が広がっている。

 秋サケの10月20日現在の漁獲速報(宗谷、留萌の各海区漁業調整委員会まとめ)によると、宗谷管内(オホーツク西部、日本海北部の5漁協)の漁獲数は前年同期比13・3%減の167万5千匹、漁獲高は同47%増の57億2200万円と過去最高を記録した。留萌管内(4漁協)の漁獲数は同7%増の43万5千匹で、漁獲高は同84・7%増の13億4500万円となった。

 枝幸町内の丸二永光水産の佐々木信之専務によると、枝幸漁協の市場取引価格はオスが1キロ600円で前年同時期のちょうど2倍。メスは同1400~1500円程度で前年同時期の同600円から高騰している。

 枝幸の丸高高田商店は、加工品の生産を今年は例年の3割程度の約100トンに抑えた。高田英行社長は「(高くて売れないので)販路があって売れる見込みがある分だけにした」と説明し、「サケの消費の主流は輸入、養殖に奪われている。国産離れがさらに加速するのではないか」と懸念する。丸二永光水産でも加工品の生産、販売を例年の6割程度にしたといい、佐々木専務は「今年は厳しいが、来年はサケ来遊が回復するという観測もあるので期待したい」と話す。

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