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イカ不足、加工業者苦肉の策 仕入れ値3~4倍に 代用品で新商品、就業時間カット

 ここ数年続いているイカの不漁を受け、函館市内の水産加工業者が生き残りをかけた対策を打ち出している。複数の業者が原料不足を補うため、イカ以外の海産物による新商品の開発や、商品数の厳選など、苦肉の策を取っている。原料の高騰に伴って商品価格を上げたり、就業時間を減らしてコストを抑えたりするケースもあり、各社とも難しい経営のかじ取りを迫られている。

 「今は試練の時です」。生鮮珍味製造の竹田食品商品管理部の佐藤大介課長は険しい表情を浮かべた。

 同社は毎年、十種類ほど新商品を開発してきたが、数年前まで全体の6割ほどを占めていたイカ原料商品の割合が、2年前から3~5割に落ちた。佐藤課長は「イカの仕入れ値は10年前と比べると3~4倍に上がった。今はイカで新商品の開発は難しい」と言う。

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