PR
PR

スマホGPSで位置特定できず 旭岳遭難 谷間で電波不通

 上川管内東川町の大雪山系旭岳(2291メートル)の遭難事故は、遭難した横浜市の加藤昌彦さん(71)が持っていたスマートフォンの衛星利用測位システム(GPS)機能で位置情報を取得できず、捜索活動が難航した。人工衛星の電波が届きにくい谷間にいたためで、道警は入山時に、より感度の高い登山用のGPS機器などを持参するように呼び掛けている。

 道警によると、遭難した4人は霧や吹雪による視界不良で下山中に現在地が分からなくなった。

 道警は110番を受け、加藤さんにスマホのGPS機能を使って、緯度や経度を表示して伝えるように指示したが、谷間の沢にいたため電波が届きにくく、操作の途中でスマホのバッテリーが切れ、連絡が途絶えた。

 道警によると、遭難時に現在位置を知るためには、市販の登山用GPS機器の活用が有効という。手の中に収まるサイズで1台2万~10万円ほど。GPS機能のあるスマホや従来型の携帯電話「ガラケー」よりも、多くの人工衛星から電波を受けられ、谷間などでも感度が高い。

 スマホのアプリには、従来の市街地マップとは別に山の地形を詳細に表示し、登山中の現在地を把握できるサービスが複数ある。

残り:122文字/全文:617文字
全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
どうしん電子版のご案内
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
道新おためし読みアンケート
ページの先頭へ戻る