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長時間労働でうつ自殺 札幌の男性 遺族が会社と和解

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 札幌市の男性会社員=当時(28)=が自殺したのは、新入社員なのに経験が必要な業務を担当させられ、長時間労働でうつ病を発症したのが原因として、男性の両親が建設コンサルタント「日本データーサービス」(札幌)に慰謝料など約9700万円の損害賠償を求める訴訟を起こし、札幌地裁(武藤貴明裁判長)で13日、和解が成立した。同社は、使用者の責任を認め、賠償金の支払いと、再発防止策の徹底を約束したという。

 男性の両親と原告代理人の後藤徹弁護士(札幌)が記者会見で明らかにした。賠償額は公表していない。

 訴状によると、男性は東京の設計事務所で2年間の勤務経験を経て、2014年4月に日本データーサービスに入社。半年後に札幌市立中をモデルに学校施設の長寿命化にむけた設計業務などを任された。通常は建築設計10年以上の経験者の指導を受けるが、男性は実質的に1人で従事。上司や先輩社員から適切な助言などを得られず、長時間労働を強いられたという。

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