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小樽市長・副市長の辞職勧告可決 森井市政さらに厳しく 「現時点で辞職の考えない」

 第3回定例小樽市議会は10日、本会議を開き、森井秀明市長と上林猛副市長に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。森井市長は辞職しない考えだが、市長を支える上林副市長も合わせて辞職勧告決議を受ける異例の事態となり、森井市長が今後、さらに厳しい行政運営を迫られるのは必至だ。

 森井市長は市議会終了後、「現時点で職を辞する考えはない。民意が反映されるように職務を全うするとともに議会とは緊張感を持って向き合っていく」との談話を発表した。上林副市長は「大変、残念で重く受け止める」との談話を出した。

 市長と副市長の辞職勧告決議案の採決は無記名投票で行われ、市長に対しては賛成14、反対1、無効9、副市長に対しては賛成17、反対1、無効6。決議案が可決されても法的拘束力はない。

 市長への決議案は、水産関連施設以外の建築が規制される小樽市高島の漁港区で、市が市長の後援会関係者が出資する観光船事業者の発着施設の建設を許可し、市の第三者機関のコンプライアンス委員会から条例違反と指摘されたことを問題視。高齢者を対象にしたバス優待乗車証「ふれあいパス」事業を巡り、北海道中央バス(小樽)から抗議を受けたことなども理由に市長の公正性、適格性が欠けるとした。

 副市長への決議案は市議会事務局人事を巡り、人事協議が調ったか否かで横田久俊前議長と市が対立し、事務局職員の異動が取りやめとなったことなどを問題視。「議会との調整役としては失格」と指摘した。

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