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【札幌市】とも恵寿し

上質なネタ 手ごろな価格で

 地下鉄東西線南郷13丁目駅から徒歩約10分、静かな住宅地にたたずむ穴場的なすし店。一歩店に入ると常連客や子ども連れの家族、若者グループなど幅広い年代の客層で連日大にぎわいだ。肩肘張らないアットホームな雰囲気の中、店主の田尻義晴さん(73)と長男の直人さん(42)が腕を振るう。

 義晴さんは東京や札幌のすし店で修業を積み、1981年に店を開いたこの道55年のベテラン職人。直人さんは高校卒業後、札幌のホテルや小料理屋、すし店で13年腕を磨き、11年前に店に入った。義晴さんは握り、直人さんは一品料理も担当する。熟練の技で握られたすしは、新鮮で肉厚なネタとシャリのバランスが絶妙。すしで使う食材にひと手間加えた一品料理は20種類以上ある。

 直人さんが修業先で覚えてメニューに加えたという、魚醤(ぎょしょう)とごま油の風味豊かな「鯨ユッケ」、カニミソと身を陶板で焼き、濃厚なうま味ととろける食感が楽しめる「カニみそ焼き」は今や不動の人気を誇る。料理に合わせて提供するおすすめの地酒も常時10種類ほどそろえている。

 驚くのは値段の安さ。握りは8貫540円の「松」から、最も高い「とも恵寿し」でも中トロ、アワビ、イクラ、ウニ2貫など高級ネタがふんだんに入って10貫1620円。お好みすしは、税別で1貫45円のいなりから350円のボタンエビまでと、回転ずしよりもリーズナブルだと評判だ。開店以来一度も値上げしていないという。

 「市場に足を運び、安くて上質な旬の食材を吟味して仕入れます。お客さんに『この値段で大丈夫?』と心配されますが、気軽に来られる店でありたいと頑張っています」と直人さんは笑顔で話す。田尻さん親子の温かい人柄と気さくな接客も、この店の魅力の一つだろう。

住所 札幌市白石区栄通15
電話番号 011・851・6589
営業時間 午後4時~11時30分(11時ラストオーダー)
休日 不定休
主なメニューと料金 「特上寿し」1188円、「鯨ユッケ」540円、「殻つきカキ」時価(取材時は540円)、「サバ押し寿司」702円、「カニみそ焼き」648円
総席数 69席(禁煙席なし)
駐車場 15台

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